東京variumの鹿又くんとの共同企画。
http://kanomatakeisuke.blogspot.com/
昨年末に日本ツアーをおこなったDETBOIに感想などを聞いてみました。
翻訳してくれたのはTINYのTOM。
・JAPAN TOURで印象に残った事。また日本のシーンで興味を引かれた事を教えてください。
日本人はゲストを温かくもてなすというのはよく聞きますが、プロモーターにとどまらず、ファンの皆さんやクラブに遊びに来ていた方々までが僕をそこまで優しく歓迎してくれるとは思わなかったのでびっくりしました。その優しさは一生忘れられません!
また、日本のクラブシーンは非常にしっかりしていて、僕がプレイさせていただいたクラブでは一流のサウンドシステムや豪華な設備が備えられていたので、DJするにはとても快適な環境でした。しかも、どのクラブでもお客さんのノリがすごくよくて、新しいジャンルに対して柔軟な態度を示してくれました。
・デス(DETBOI)が最近好んでかけるジャンルを教えてください。
話題となっているUK FunkyとDubstepはもちろん無視できませんね。ダッチハウス/トライバルハウス/サブファンクが特に気になっていて、最近Noob、Lorcan Mak、SoloとAlvaroをよくかけています。
・UKファンキについてどう思いますか?またこのジャンルの勢いは今後しばらく続くと思いますか?
UK Funkyは僕にとってまさに夏のサウンドですね。ジャンルの勢いはしばらくこのまま続くと思いますが、他のジャンルと一緒で、いずれピークに達し、そこから下り坂を辿り始めて、“クール”と見なされなくなるかと思います。エレクトロもフィジェットもそうでしたが、やはりどのジャンルにも賞味期限があります。とはいえ、ジャンルとしての影響力は絶対に消えません。これから先のジャンルはUK Funkyを踏み台として、そこから新しいサウンドに変化していくのではないかと思います。
・今音源のデータ化が進んでいて、レコードを使うDJはほとんどいないですよね?その反面、ターンテーブルは中古で安価なものがどんどん出てきているし、レコードも中古で安く手に入れることができる。そのうち、レコード回帰というと変だけどレコードに価値を見出す若い世代も出てくる可能性はあるとおもいますか?
“イエス”と答えたいところですが、レコードの復活はもう無理ですね。正直な気持ちをいえばレコードが復活して欲しいですが、パソコンに向けた新世代のDJテクノロジー(CDJ 2000等)を考慮してみると、これからDJカルチャーはさらなるデジタル化を遂げるのではないかと思います。
・いま日本のニュースでは、日本の捕鯨についての反対運動が海外で激しく行われていることについて、よく取り上げられるんだけど捕鯨について、また日本が捕鯨をおこなうことについてどう思いますか?
大変申し訳ありませんが、音楽を作る人ですから国際政治に触れるようなトピックについてはお話したくないです。
・日本のファンにコメントをお願いします。
今回の日本ツアーで僕のDJを見に来ていただき、また温かい気持ちで僕を歓迎していただき、本当に感謝しております。近いうちにまた来日すると思いますが、とりあえず今年Cheap Thrillsでリリースする新譜を楽しみにしていただけたら幸いです!
・楽曲を作らないDJ、楽曲を作るDJ、それぞれについてどう思いますか?
どちらも良いと思いますが、国境を超え、他国の人の心を動かすためにはDJはやはり音楽の作り方を身につけたほうが良いと思います。尊敬されているDJはみな音楽を作っているわけですし。
・UK以外には、新譜をリリースするにあたり、PRが一番重要だと感じる市場はどこでしょうか。
やはりヨーロッパ以外の国の人々にアピールするのが大事だと思いますが、実は高校で取った商学の授業は落ちましたので、なんと答えればいいのかよく分かりません!(笑)
訳Thomas Barrett
synbios@gmail.com
http://suika.pya.jp
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tokajxx
DETBOI AFTER
3/03/2010 by TINYPARTY
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